太宰治 『ろまん燈籠』 そう言って、魔法の祭壇をどんと蹴飛ばし、煖炉にくべて燃やしてしまった。 祭壇の諸道具は、それから七日七晩、蒼い火を挙げて燃えつづけていたという。 老婆は、森へ帰り、ふつうの、おとなしい婆さんとして静かに余生を送ったのである。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア