太宰治 『ろまん燈籠』 まずこれでよし、と長兄は、思わず莞爾と笑った。 弟妹たちへの、よき戒しめにもなるであろう。 このパウロの句でも無かった事には、僕の論旨は、しどろもどろで甘ったるく、甚だ月並みで、弟妹たちの嘲笑の種にせられたかもわからない。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア