太宰治 『ロマネスク』 冬ならば、炉辺に坐って燃えあがる焚火の焔を眺めていた。 なぞなぞが好きであった。 或る冬の夜、太郎は炉辺に行儀わるく寝そべりながら、かたわらの惣助の顔を薄目つかって見あげ、ゆっくりした口調でなぞなぞを掛けた。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア