廻りめぐっている水車の十六枚の板の舌を、順々にぽかりぽかりと殴るのである。
はじめは見当がむずかしくてなかなかうまく行かなかったのであるが、しだいに三島のまちで破れた舌をだらりとさげたまま休んでいる水車を見かけることが多くなった。
次郎兵衛はしばしば小川で水を浴びた。
廻りめぐっている水車の十六枚の板の舌を、順々にぽかりぽかりと殴るのである。
はじめは見当がむずかしくてなかなかうまく行かなかったのであるが、しだいに三島のまちで破れた舌をだらりとさげたまま休んでいる水車を見かけることが多くなった。
次郎兵衛はしばしば小川で水を浴びた。