太宰治 『ロマネスク』 騒ぐな、騒ぐな、と息をつめたような声で言ってから、庭へ飛び降り小石を拾い、はっしとぶっつけた。 狆の頭部に命中した。 きゃんと一声するどく鳴いてから狆の白い小さいからだがくるくると独楽のように廻って、ぱたとたおれた。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア