太宰治 『ロマネスク』 わしはこの子にわしが六十年間かかってためた粒々の小銭、五百文を全部のこらず与えるものである。 三郎はその遺書を読んでしまってから顔を蒼くして薄笑いを浮べ、二つに引き裂いた。 それをまた四つに引き裂いた。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア