太宰治 『ロマネスク』 或る朝、三郎はひとりで朝食をとっていながらふと首を振って考え、それからぱちっと箸をお膳のうえに置いた。 立ちあがって部屋をぐるぐる三度ほどめぐり歩き、それから懐手して外へ出た。 無意志無感動の態度がうたがわしくなったのである。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア