太宰治 『佐渡』 けれども他の船客たちは、私と反対に、むくりむくり起きはじめ、身仕度にとりかかるやら、若夫人は、旦那のオオヴァを羽織って甲板に勇んで出て見るやら、だんだん騒がしくなるばかりである。 私は、また起きた。 自分ながら間抜けていると思った。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア