太宰治 『ダス・ゲマイネ』 災難もなかなか来ない。 僕の部屋の窓を夜どおし明けはなして盗賊の来襲を待ち、ひとつ彼に殺させてやろうと思っているのであるが、窓からこっそり忍びこむ者は、蛾と羽蟻とかぶとむし、それから百万の蚊軍。 (君曰く、ああ僕とそっくりだ! 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア