太宰治 『九月十月十一月』 私は、振り向きもせず、さうかな、惡くなつたかな。 娘さんは私の背後で床の間を拭きながら、ええ、惡くなつた。 このごろは煙草も、日に七つづつ、お仕事は、ちつともすすまないし、ゆうべは、あたし二階へ樣子見に來たら、もうぐうぐう眠つてゐた。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア