太宰治 『このごろ』 ねつから、その日は駄目でした。 犬は、私の仇であります。 昨年の秋に、私が或る雜誌に犬のことを書いたら、二、三の知人から大いに面白かつたと褒められて、その作品は、實に粗末なものでしたので、私は愈々恥ぢて、それ以來、犬の話は努めて避けてゐました。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア