太宰治 『知らない人』 腫物はいよいよ發展し、いまは膏藥では間に合はず、脱脂綿に無刺激の油藥を塗つて患部に貼りつけ、日に五、六囘も貼りかへなければなりませんでした。 膿が、どんどん出るのです。 その状は、流石に形容を遠慮しますけれど、とにかく酸鼻の極でありました。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア