太宰治 『お伽草紙』 うふふふ。 とてれ隱しみたいに妙に笑つて、大きいお辨當箱を開く。 ぐいとその石油罐ぐらゐの大きさのお辨當箱に鼻先を突込んで、むしやむしや、がつがつ、ぺつぺつ、といふ騷々しい音を立てながら、それこそ一心不亂に食べてゐる。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア