太宰治 『お伽草紙』 兎は、舟をゆはへ附けよと言はれて、さてはこの馬鹿も何か感づいたかな? とぎよつとして狸の顏つきを盜み見たが、何の事は無い、狸は鼻の下を長くしてにやにや笑ひながら、もはや夢路をたどつてゐる。 鮒がとれたら起してくれ。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア