カゴノナカノ スズメ
と言つて、ことさらに籠の小鳥を雀と限定してゐるところ、また、デハルといふ東北の方言が何の不自然な感じも無く插入せられてゐる點など、やはりこれは仙臺地方の民謠と稱しても大過ないのではなからうかと私には思はれた。
このお爺さんの草庵の周圍の大竹藪にも、無數の雀が住んでゐて、朝夕、耳を聾せんばかりに騷ぎ立てる。
カゴノナカノ スズメ
と言つて、ことさらに籠の小鳥を雀と限定してゐるところ、また、デハルといふ東北の方言が何の不自然な感じも無く插入せられてゐる點など、やはりこれは仙臺地方の民謠と稱しても大過ないのではなからうかと私には思はれた。
このお爺さんの草庵の周圍の大竹藪にも、無數の雀が住んでゐて、朝夕、耳を聾せんばかりに騷ぎ立てる。