太宰治 『お伽草紙』 たそがれ時、重い大きい葛籠を脊負ひ、雪の上に俯伏したまま、お婆さんは冷たくなつてゐた。 葛籠が重くて起き上れず、そのまま凍死したものと見える。 さうして、葛籠の中には、燦然たる金貨が一ぱいつまつてゐたといふ。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア