さらにまた重大の事は、この仙臺の町に、唯一人の清國留學生として下宿住居をしてゐるうちに、彼は次第に眞の日本の姿を理解しはじめて來たといふ一事であります。
時あたかも日露大戰の最中であります。
仙臺の人たちの愛國の至情に接して、外國人たる彼さへ幾度となく瞠目し感奮させられる事があつたのでした。
さらにまた重大の事は、この仙臺の町に、唯一人の清國留學生として下宿住居をしてゐるうちに、彼は次第に眞の日本の姿を理解しはじめて來たといふ一事であります。
時あたかも日露大戰の最中であります。
仙臺の人たちの愛國の至情に接して、外國人たる彼さへ幾度となく瞠目し感奮させられる事があつたのでした。