自分自身のやりきれなさを、私は自分の誕生の時刻に歸着せしめた事さへあつたのである。
その恐怖すべき日に、ナンテ、そんな、「恐怖すべき」ナンテ、そんな、たかがそんな、ありきたりの形容で輕く片づけられるものではなくて、鏡を二つ合せてあの映像の數を勘定するやうな絶望に似たいやな困難な形容詞が必要なのであるが、とにかく、その日に生れた詩人と一緒にお酒を飮むのが、私にはひどく躊躇せられたのである。
結果は、しかし、清涼であつた。
自分自身のやりきれなさを、私は自分の誕生の時刻に歸着せしめた事さへあつたのである。
その恐怖すべき日に、ナンテ、そんな、「恐怖すべき」ナンテ、そんな、たかがそんな、ありきたりの形容で輕く片づけられるものではなくて、鏡を二つ合せてあの映像の數を勘定するやうな絶望に似たいやな困難な形容詞が必要なのであるが、とにかく、その日に生れた詩人と一緒にお酒を飮むのが、私にはひどく躊躇せられたのである。
結果は、しかし、清涼であつた。