太宰治 『金錢の話』 一億國民ひとしく貯蓄にいそしまなければならぬ重大な時期であると、嚴肅に我が身に教へてゐるのだが、どういふわけか、お金が殘らぬ。 私には貧乏を誇るなんて厭味な、ひねくれた氣持はない。 どうかして、たつぷりとお金を殘したいものだと、いつも思つてゐる。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア