新美南吉 『うた時計』 風がすこしもないあたたかい日で、もう霜がとけて道はぬれていた。 かれ草にかげをおとして遊んでいるからすが、ふたりのすがたにおどろいて、土手をむこうにこえるとき、黒い背中が、きらりと日の光を反射するのであった。 「坊、ひとりでどこへいくんだ」 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア