作家別 名言・名文
新美南吉の名言・名文
くるいすぎたあとに、いつも感じるさびしさである。新美南吉『久助君の話』
一人でゐるのは寂しいのだ。新美南吉『良寛物語 手毬と鉢の子』
だから、わしはこれ以上何も望まない。新美南吉『良寛物語 手毬と鉢の子』
結局、わしは、一人ぼつちではゐられない弱い人間なのだ。新美南吉『良寛物語 手毬と鉢の子』
人間は不幸なめにあふにしても、仲間があるときは、少しは心強いものであります。新美南吉『百姓の足、坊さんの足』
木は自分のすがたがこんなに美しくなったので、うれしくてたまりません。新美南吉『木の祭り』
それなら、私が死んだらお前は涙を流すにちがいない。新美南吉『巨男の話』
ちょっと休めよなどと友達にでもいうように心安くいってくれたのはこの人だけである。新美南吉『最後の胡弓弾き』
菊次さんはうまれかはつたやうに、美しい心になつてゐたのです。新美南吉『百姓の足、坊さんの足』
久助君の心は、おどろくには、くたびれすぎていたのだ。新美南吉『川』
「ほんとうに人間はいいものかしら。ほんとうに人間はいいものかしら」新美南吉『手袋を買いに』
しかしある悲しみはなくことができません。ないたって、どうしたって消すことはできないのです。新美南吉『小さい太郎の悲しみ』