和太郎さんにもひとつ悪いくせがあって、和太郎さんはそれをいわれると、いつもおそれいって頭をかき、ついでに背中のかゆいところまでかくのですが、それというのはお酒を飲むことでありました。
村から町へいくとちゅう、道ばたに大きい松が一本あり、そのかげに茶店が一軒ありました。
ちょうどうまいぐあいに、松の木が一本と茶店が一軒ならんであるということが、和太郎さんにはよくなかったのです。
和太郎さんにもひとつ悪いくせがあって、和太郎さんはそれをいわれると、いつもおそれいって頭をかき、ついでに背中のかゆいところまでかくのですが、それというのはお酒を飲むことでありました。
村から町へいくとちゅう、道ばたに大きい松が一本あり、そのかげに茶店が一軒ありました。
ちょうどうまいぐあいに、松の木が一本と茶店が一軒ならんであるということが、和太郎さんにはよくなかったのです。