新美南吉 『最後の胡弓弾き』 ただ長年の経験で、子供一人でもうしろの板にのるとそれが直体に重く感ぜられるので解ったのであった。 「この馬鹿めが」といって、鞭の柄の方でこつんと軽く松次郎の耳の上を叩いた。 そしてまた馭者台に乗ると馬車を走らせていってしまった。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア