新美南吉 『最後の胡弓弾き』 「おう、よし」と小父さんは答えた。 トラ――恐ろしい名だな、おとなしい犬だと小父さんはいったが嘘だろう、と木之助は思いながら立派な広い入口をはいった。 正面に衝立が立っていて、その前に三宝が置いてある、古めかしいきれいな広い玄関だった。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア