新美南吉 『最後の胡弓弾き』 松次郎の方でも木之助の耳の中にたまっている垢をみとめた。 やがて衝立の向うに、とんとんという足音が聞えて来ると、女中はついと身を翻して何処かへ行ってしまい、代りにさっきの優しい主人があらわれた。 「どうだうまいか」といって、主人はそこにかがんだ。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア