新美南吉 『最後の胡弓弾き』 木之助が家の前の坂道をのぼって、広い県道に出たとき、村人の一人がそういって擦れちがった。 「ああ、ちょっと行って来ますだ」と木之助が答えると、 「由さあも、熊さあも、金さあも、鹿あんも今年はもう行かねえそうだ。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア