新美南吉 『最後の胡弓弾き』 力やんと加平が、行こか行くまいかと大分迷っとったがとにかくも一ぺん行って見ようといっとったよ」 そういって村人は遠ざかっていった。 村を出はずれて峠道にさしかかるといつものように背後からがらがらと音がして町へ通ってゆく馬車が駈て来た。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア