新美南吉 『最後の胡弓弾き』 その日は朝から雪が降りづめで、夜になって漸くやんだ。 夜はまた木之助の咽喉がむずがゆくなり咳が出て来た。 裏の竹藪で、竹から雪がどさっどさっと落ちる音が、木之助の咳にまじった。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア