新美南吉 『最後の胡弓弾き』 世間が聴いてくれなくなった胡弓を弾きに雪の道を町まで行くなどはこけの骨頂だろう。 それでまた感冒にでもなって、女房たちにこの上の苦労をかけることになったらどんなにつまらないだろう。 眠りにつく前、木之助はもう、明日町へゆくことをすっかり諦めていた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア