そこには見馴れた古い「味噌溜」の板看板はなくなり、代りに、まだ新しい杉板に「味噌醤油製造販売店」と書いたのが掲げられてあった。
それだけのことで、木之助にはいつもと様子が変ったような、うとましい気がした。
門をくぐってゆくと、あの大きい天水桶はなくなっていた。
そこには見馴れた古い「味噌溜」の板看板はなくなり、代りに、まだ新しい杉板に「味噌醤油製造販売店」と書いたのが掲げられてあった。
それだけのことで、木之助にはいつもと様子が変ったような、うとましい気がした。
門をくぐってゆくと、あの大きい天水桶はなくなっていた。