新美南吉 『最後の胡弓弾き』 仏壇は大きい立派なもので、点された蝋燭の光に、よく磨かれた仏具や仏像が金色にぴかぴかと煌いていた。 木之助はその前に冷えた膝を揃えて坐ると、焚かれた香がしめっぽく匂った。 南無阿弥陀仏と唱えて、心から頭をさげた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア