新美南吉 『最後の胡弓弾き』 三十銭でよかったら置いてゆきな」といった。 木之助はあまり安い値をいわれたので腹が立ったが、腹立ちまぎれに、そいじゃ売ろうといってしまった。 木之助は外に出ると何だかむしょうに腹が立ったが、その下にうつろな寂しい穴がぽかんとあいていた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア