そしてさすがにお坊さんだけあつて、りつぱな一生であつたといふことが、菊次さんに納得できたほど、和尚さんが思ひ出したのはよいことばかりでありました。
これではとても和尚さんのお供をして、ごくらくとやらへはいけまい、と菊次さんは思つて情けなくなつたのであります。
「菊さ、あまり足をひきずらんでくれ。
そしてさすがにお坊さんだけあつて、りつぱな一生であつたといふことが、菊次さんに納得できたほど、和尚さんが思ひ出したのはよいことばかりでありました。
これではとても和尚さんのお供をして、ごくらくとやらへはいけまい、と菊次さんは思つて情けなくなつたのであります。
「菊さ、あまり足をひきずらんでくれ。