新美南吉 『耳』 一人の花市君に、十七人の者が負けてしまつたやうな気がした。 それは、わづかな間におこつた、何でもないやうなできごとであつた。 しかしこれは、みんなの心の世界では、じつに大きな事件だつたのである。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア