しかし、第六課を二頁ばかり読むと、自分のやつてゐることは、ほんたうのきつぱりしたやり方ではないことがわかり、馬鹿らしくなつて、やめてしまつた。
そして読本をそこへ投げだすと、また太鼓の下に仰向けに寝ころがつた。
久助君にとつては、花市君のやうにやることはどうしてもむづかしく思はれたのである。
しかし、第六課を二頁ばかり読むと、自分のやつてゐることは、ほんたうのきつぱりしたやり方ではないことがわかり、馬鹿らしくなつて、やめてしまつた。
そして読本をそこへ投げだすと、また太鼓の下に仰向けに寝ころがつた。
久助君にとつては、花市君のやうにやることはどうしてもむづかしく思はれたのである。