久助君はこの頃、いつも、それに間に合はないのであつた。
久助君は、おばあさんが起してくれなかつたから罪はおばあさんにあるのだ、といふ顔をして、ぷんぷんしながら朝御飯をたべた。
おばあさんは、孫の久助君を甘やかすのが癖だつたので、「そげん慌てて出かけでもええだ。
久助君はこの頃、いつも、それに間に合はないのであつた。
久助君は、おばあさんが起してくれなかつたから罪はおばあさんにあるのだ、といふ顔をして、ぷんぷんしながら朝御飯をたべた。
おばあさんは、孫の久助君を甘やかすのが癖だつたので、「そげん慌てて出かけでもええだ。