そこで小さい太郎は、大頭に麦稈帽子をかむり、かぶと虫を糸のはしにぶらさげて、かどぐちを出ていきました。
昼は、たいそう静かで、どこかでむしろをはたく音がしてゐるだけでした。
小さい太郎は、いちばんはじめに、いちばん近くの、桑畑の中の金平ちやんの家へ行きました。
そこで小さい太郎は、大頭に麦稈帽子をかむり、かぶと虫を糸のはしにぶらさげて、かどぐちを出ていきました。
昼は、たいそう静かで、どこかでむしろをはたく音がしてゐるだけでした。
小さい太郎は、いちばんはじめに、いちばん近くの、桑畑の中の金平ちやんの家へ行きました。