恭一君は木登りが上手でよくその木にのぼつてゐて、うかうかと知らずに下を通つたりすると、椿の実を頭の上に落してよこしておどろかすことがありました。
また木にのぼつてゐないときでも恭一君はよく、もののかげや、うしろから、わつといつてびつくりさせるのでした。
ですから小さい太郎は、恭一君の家の近くに来ると、もう油断ができないのです。
恭一君は木登りが上手でよくその木にのぼつてゐて、うかうかと知らずに下を通つたりすると、椿の実を頭の上に落してよこしておどろかすことがありました。
また木にのぼつてゐないときでも恭一君はよく、もののかげや、うしろから、わつといつてびつくりさせるのでした。
ですから小さい太郎は、恭一君の家の近くに来ると、もう油断ができないのです。