新美南吉 『疣』 と、落した財布でも見つけたやうに叫びました。 なるほどその小路の中程に、紅と白のねぢ飴の形をした床屋の看板が見えました――克巳の家は床屋さんでした。 二人は、幸運のしつぽを、たしかに掴んだ人のやうに、あわてずに、すゝんでいきました。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア