新美南吉 『疣』 ――この立派な腰掛に腰掛けてやつてもらふのです。 二人はまた何となく顔を見合はせました。 小平さんにうながされて、松吉と杉作は、先をゆずりあつて、お互ひに、すみの方へひつこみあひをしましたが、とうとう、兄さんの松吉が先にしてもらふことになりました。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア