新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 兎も角、兄弟がみんなで六人になつたのであつた。 まだ七つばかりの栄蔵は、春も近い暖い日、近所のお寺へ遊びにいつてゐた。 子供達は十人ばかり、お御堂の前の、陽のあたる階段に腰かけて騒いでゐた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア