新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 しもやけのまだすつかり癒らない小さい手は、することがないので前垂の下へ入れて。 十人ばかりの子供達のなかには、まだこの間、佐渡ヶ島から越して来たばかりの、色の黒いぬけめのない顔附の子がゐた。 みんなはその子を囲んで佐渡ヶ島の話をきいてゐた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア