と角ちやんはちよつと詰つたが、すぐかういひぬけた。
「父ちやんは沢山小判を持つてたんだけどね、佐渡から舟で来るとき舟があんまり揺れたらう。
そしたら船頭さんが、こりやこん中に、あんまり沢山小判を持つた人があるから、海ん中の竜神さんがそいつをよこせ、寄こさんけりや舟をかんぶらすぞといふんだつておどすんだ。
と角ちやんはちよつと詰つたが、すぐかういひぬけた。
「父ちやんは沢山小判を持つてたんだけどね、佐渡から舟で来るとき舟があんまり揺れたらう。
そしたら船頭さんが、こりやこん中に、あんまり沢山小判を持つた人があるから、海ん中の竜神さんがそいつをよこせ、寄こさんけりや舟をかんぶらすぞといふんだつておどすんだ。