新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 いつか見た通り、一ぱい本がつまつてゐる。 栄蔵は嬉しさに、咽喉がつまるやうな気がした。 栄蔵はまだ塾へは行つてゐなかつたが、お父さんから一字、お祖父さんから二字といふ風に、少しづつ教へて貰つて、もう仮名や、やさしい漢字は、読めるやうになつてゐた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア