新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 栄蔵はもう、自分が罰をうけて蔵に入れられたことも忘れて、本に夢中になつてしまつた。 蔵の外のお祖父さんは、しばらく耳を澄ましてきいてゐたが、少しも泣き声らしいものが中から聞えて来ない。 こんな筈はない。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア