新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 ひるまは歩いてゆき、夜は辻堂の中や、家の軒端や、藁づみのかげで眠つた。 まるで空を流れる雲のやうに、あてどもなく旅をしていつた。 お腹が空くと、悪いこととは知りながら、よその柿の実をもいだり、よその畑の芋をほつたりしてお腹をみたした。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア