新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 まるで空を流れる雲のやうに、あてどもなく旅をしていつた。 お腹が空くと、悪いこととは知りながら、よその柿の実をもいだり、よその畑の芋をほつたりしてお腹をみたした。 もつと悪いことには、番人のゐない水車小屋からよそのお米をかき出してご飯を炊いた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア