新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 武士は消えかかつた勇気を取返し、刀を研いで京都にのぼつて来たのである。 京都では、武士はまた去年の家に宿をとつた。 去年のやうに二階のてすりに凭れて、秋の陽の一ぱいさしてゐる大路を見おろしてゐた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア