新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 掻いても掻いても痒さは癒らなかつた。 それどころか、掻けば掻くほど痒さは広がつた。 掻いたあとは、赤くみみずのやうに腫れ上り、それが腕全体を掩ひ、やがては体にまで及んだ。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア