新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 その薬は効目がいちじるしかつただけに、値段も高かつた。 武士は身につけてゐるお金を全部畳の上に並べて見たが、薬の代の半分にもならなかつた。 武士は家もなかつたし、京都には知合もなかつた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア